【いつから始まったんだろうこの練習・・・】ショートテニス(ショート乱打)のやり方8種類!!
いつから始まったのかは分かりませんが、ショートテニスを練習の始めにする部活動や団体が増えましたね。
広まる以前から、硬式テニスなんかではよく使われていた練習方法ですが、今回はその「ショートテニス」をご紹介!
え?紹介っていっても、ショートテニスって短い距離で乱打するだけでしょ?ってお思いかもしれませんが、なかなかこれも奥が深い!
それではどうぞ!
ショート乱打の練習方法
【選手の位置】
サービスライン程度(慣れてきたら下がらずにライジングで処理するよう指導)
【コース】
①ストレート
ネットをストレート(まっすぐ)に挟んでラリーする。1コートで3コース。
②クロス
ネットをクロス(ななめ)に挟んでラリーする。1コートで3コース(真ん中にストレートのコースをとったほうが合計3コースになって効率がいい)
【回転】①ドライブ×ドライブ
②ドライブ×スライス
③スライス×スライス
上記のように、ただ短い距離で乱打するだけではなく、「打球の回転」まで指定すると選手のスキルはグッと上がりますよ。
さらに自分の指導する部活動では、フラット系の「無回転」まで求めます。ボールに対してラケットを平行に当てて、回転がかからないように打たせます。
上記3種類にプラスして「無回転」で4種類。これにストレースとクロス方向で、合計8種類です。
【参考】
ドライブ:ラケットを下から上に動かし、ボールが縦に沈むような回転をさせることで、ボールがネットを越えてから落ちていく軌道・回転。
スライス:ボールに対してラケットを上から下または水平に動かし、ボールを「切る」ようにして上回転をかけ、バウンドしてからボールが止まるような回転。
最近は、昔と違いスライスでのストロークを見かける場面が多くなりました。
ストロークでスライスなんてとんでもない!という指導者もいらっしゃいますが、自分はラリー中にスライス系のボールを多用することはとてもいいことだと思います。
技術が高い選手のみができるスキルですし、ルールにも違反していません。
現に、ソフトテニス日本代表の選手の試合を見ていると、カットサーブからダブルフォワード(前衛)→ボールが浮いてきたところをたたくというのが一般的なスタイルになりつつあります。
ぜひショート乱打で、スライス系のボールなどのラケット操作を学ばせてはいかがでしょうか。
以上、【いつから始まったんだろうこの練習・・・】ショートテニス(ショート乱打)のやり方8種類!! でした!!